思い出って残酷

誰かと出かけたり、誰かと同じものを食べて、誰かと同じ時間を共有するってとても難しくて簡単なことだよね。

誰かと別れても、関わらなくなってしまっても、その共有した時間の思い出は確実に存在していて、時にはその思い出に縋って、苦しめられて…。

何で人は思い出の数だけ稼いでいくんだろう。

人って、自分の事って理解できないことばかりだな…。

この思い出たちって、僕だけが覚えているの?

僕だけがこんなにとらわれてるの?

僕だけがこんなに傷ついてるの?

僕だけがこんなに喜んでるの?

僕だけがこんなに傷つけられてるの?

僕だけがこんなに自分を傷つけてるの?

誰か僕を救ってくれ…。

無理か。

皆そう思い合ってるんだもんね。

誰かを助けたいって心の底から、それだけを思っている人って少ないもの。

せめて、僕を笑わせてくれ。

いい加減にしてくれ…。

逃れられない…(泣