「笑」種類なんて一つでいい。

[そんなんじゃない僕は。]

周りが当たり前にしていることが私は出来ない。

優しい言葉を綴って誰かの心を楽にしたいんじゃない。

僕が救われたかっただけなんだ。

「人は一人でも生きていける。」本気でそう思っていたよ。

だけど、心が暖かくなった時、そうじゃないと気付いたよ。

笑われるだろうな、僕が世界を変えると言ったら。

笑われるだろうな、僕は君が大切だと言ったら。

笑われたな、僕が涙を飲み込んだ時。

「いいのかそんな生き方で。」そんなことを聞かれたら僕は即答するよ。

「いいわけがないだろう。」

笑わないで欲しい、僕が世界を変えると言っても。

笑わないで欲しい、僕が君を大切だと言っても。

笑わないで欲しい、僕が笑えても。

あなたが僕の隣で笑ってくれるから、私も笑えるよ。ありがとう。

ありがとう。いつも僕に光を照らしてくれて。

きっと、必死に光を辿って藻掻きながら歩いてる私が私なんだね。

傷ついてボロボロになれている日も素晴らしいのかも知れない。

笑わないで欲しい、この傷は私が生きてきた証拠だから、僕が強くなった証だから。

僕の命を少しあげるから、僕の知らない場所でいなくならないで欲しい。

消えないでね。