理解をする努力をしろ
「隣の芝生は青く見える」その言葉の通り、美術の授業なんかがわかりやすいのではないだろうか。
同じ肖像画でも、隣の人の方が上手く凹凸を表現できていたり、バランスがとれているなど。スポーツで例えるなら、隣の人の方がフォームが綺麗に見えたり、強く見えたり…。何にしろ、自分の方が劣っている風に見えるのだ。だからこそ人は争ったりなんてことを続けている。
最近見かけた情報だと、ビーガンやベジタリアン(菜食主義者)とそうでない人との言葉の争いが見受けられた。
私は、ぜひとも宮沢賢治さんの「銀河鉄道の夜」の中のある一小節を読んで欲しいと思った。本当は最初から最後まで読んで欲しいが…。
私の意見をはっきり言うとすれば、自分のやっていることを他人に薦めるのは間違っていないか?
元々、自分が好きで始めた事じゃないか。
宗教と同じで、その人に興味が無ければ、その人は動かない。
何事も薦めるな。なんてそんな単純なことは述べていないんだよ、私は。
自分が良いと思うことを他人と共有することは素晴らしい。だが、薦める側にはそれのメリットとデメリットを教えるべきだと思うのだ。薦められた側にも教えてもらう権利があるだろう。
ここで、菜食主義者の意見を簡単に書くと、「人間が食している動物にも家族がいる。だから動物を殺してはならぬ。人間も自分の家族が殺されたら嫌であろう。考えろ。」というような意見だ。
なら、私から問う。「植物は?」
植物にはIQがあると思はわないか。IQとは、問題解決能力だ。例にわかりやすいものを二つあげよう。
まずは、サボテン。何故サボテンには棘がある?何故水が少量でも生きていける?
食べられたくないから棘をつくり、枯れたくないから地下水や蒸気でも生きていける。
二つ目にダイコン。何故辛くなる?
地中の生物に食べられたくないから、傷ができた所が辛くなるのだ。
結果的に生きることが重要視されていて、すなわちそれは、植物にも心があると言っても過言ではないのではないか?
そんなことを立証したら、何も食べられなくなってしまう。
人は、悪いものを優先的に見る癖がある。なんとも厄介な、ガチガチな固定概念だw
これだけ私も話したが、結局のところ、言い争っているのはほんの一部の奴らだ。
ネットというのは恐ろしい。リアルな人間もだが、「皆言ってるぞ!」なんて簡単に嘘をつくからね。
私は、言い争いをする人々は、本気でその思想を広めたいと思っている人ではないと思っているよ。
心優しくて、その思想を本気で想っている人は、押し付けたりなんかしない。
言い争う前にお互いを理解する努力をしなさいよ。反対する前に賛成しなさいよ。その後に反対意見を言えばいい。少しは素直に聞けるようになるはずだ。
その後、しっかりとお互いの思想に握手をすればいい。
自分の考えを人に押し付けるのは間違っている。
個人的な細かいルールを自分もやれと言われたら気分は良くないだろ?
それと同じだ。簡単に考えてみろよ。
顔が知れないから、他人だから、そうじゃないだろ。